徳川斉昭書簡集(7巻)  
成立: 天保期〜安政期 (1800年前〜中期) 書簡一部
(上画像は7巻から一部抜粋)
形態: 軸物7巻 (各寸法は下表中に記載)
内容注記: 徳川斉昭は、水戸藩第9代藩主として文武両道を信念とし、 現在は国指定特別史跡および国指定文化財である「弘道館」の創設者として広く知られている。本史料は徳川斉昭が 土屋寅直(土浦藩第9代)藩主に宛てた自筆 書簡40通、その他9通および土屋寅直自筆書1通から構成されている。
  徳川斉昭 寛政12年(1800)― 万延元年(1860)
字・子山,号・景山,潜竜閣,諡名・烈公。水戸藩9代藩主。江戸藩邸で生まれる。文政12年(1829)藩主となる。藩内の改革推進派に擁立された形で,民政の安定と 文武奨励をはかるが,保守門閥派と対立した。藩校「弘道館」をつくり,学問を奨励し,西洋の医学・兵術なども積極的に導入した。幕政にも深く関わり,海防の強化や,尊皇 攘夷を唱え,老中井伊直弼と対立した。徳川幕府15代将軍慶喜は,斉昭の七男である。
資料 資料寸法
1巻 縦 23 ×横 434 cm
2巻 縦 23 ×横 407 cm
3巻 縦 23 ×横 430 cm
4巻 縦 23 ×横 398 cm
5巻 縦 23 ×横 421 cm
6巻 縦 23 ×横 405 cm
7巻 縦 35 ×横 788 cm

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